フィリピンのローカルギャンブルのひとつである闘鶏(チキンファイト)をご存知でしょうか?
ざっくばらんに説明すると、ニワトリ対決試合といったところでしょうか。フィリピンでは1番人気のあるギャンブルと言っても過言ではありません。
今回はセブ島にある闘鶏会場に立ち寄り、初観戦&初ベットをしてきた体験談をご紹介したいと思います。
闘鶏(チキンファイト)とは?
チキンファイトとは、ニワトリ同士を闘わせて行う血のギャンブルのこと。日本でも平安時代から行われていました。
東南アジアのメキシコやタイでも人気で、世界的に有名なギャンブルのひとつです。
チキンファイトのルール
闘鶏の基本的なルールとしては、どちらか片方の軍鶏(シャモ)が動かなくなる or 死ぬとその時点で勝敗が決定します。
セブで行われているチキンファイトの多くは、ニワトリの足に毒薬が塗られた刃物が取り付けられています。
闘いが始まる前にニワトリの飼い主同士がニワトリも持ってお互いの羽を口で引きちぎり合い、ニワトリが興奮して戦闘モードに入ったらゲームスタート。
リングの両サイドには「MERON」と「WALA」と表記されており、ギャンブラーはどちらのサイドが勝つかに賭けるだけです。
チキンファイトの料金
VIP:100ペソ
一般席:30ペソ
リングサイド:40ペソ
リーズナブルな料金でチキンファイトを体験することができます。
料金を支払うと腕に入場スタンプを押されました。
ゲームに賭ける金額は人それぞれですが、試合が始まる前にブローカーを仲介してどちらのサイドのニワトリにいくら賭けるかを伝えます。
私たちは5人でリングサイド席に行き、一人100ペソずつ(計500ペソ)出し合って計5回のチキンファイトに賭けました。
私たちを担当していたブローカーは、最低500ペソからしかベットできないと言っていましたね。おおよそ、一回勝つごとに800〜900ペソを受け取ることができます。
結果としては、5戦3勝1敗1引き分けという戦績でした。500ペソ×5=2,500ペソで最終がプラス500ペソ。入場代を差し引いてもプラスにはなったので結果オーライです。
闘鶏会場の様子
闘鶏会場に入ってみると、そこには目が血走ったフィリピン人がひしめき合っていました。
まさにチキンに生きる男たち。
ほとんど女性は見かけませんでしたね。99%ほど男性の方でした。
チキンファイト会場「Mandaue Coliseum」への行き方
今回ご紹介したセブ島のチキンファイト会場「Mandaue Coliseum」はマンダウエ市内のパークモール近くにあります。
夜間は危険な地域となるので、あまり夜遅くまでのギャンブルは避けたほうが無難ですね。
アヤラモールから20Aのジプニー(8ペソ約1時間)に乗るか、タクシーで「Mandaue Coliseumまで(約120ペソ約20分)」と伝えましょう。
会場の中は、かなり人が混みいっているので貴重品の盗難には十分お気をつけください。
チキンファイト会場「Mandaue Coliseum」の営業時間
チキンファイト会場は毎日空いている訳ではありません。
営業曜日と時間は以下の通りです。
・13:00-24:00(日)
木曜日〜土曜日は空いていないので注意が必要です。
まとめ
以上、セブ島で人気の闘鶏についてご紹介しました。
ビールやお菓子、チキンなんかも会場内で歩き売りしているので飲み食いしながらチキンファイトを楽しんでみてもいいかもしれませんね。
フィリピン旅行の際には、ぜひチキンファイトでギャンブルのスリルを味わってみてはいかがでしょうか?