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【2019年度版】セブ島の夜は治安が悪い?危険地域まとめ

【2019年度版】セブ島の夜は治安が悪い?危険地域まとめ

セブ島で生活していると、物を盗まれたり、強盗にあったという話をよく聞きます。

私の周りでもたくさんの友達が被害にあっています。少しでもこのような被害を減らす為にセブの治安状況を徹底調査しました。

フィリピンのことはフィリピン人に聞くのが1番ということで、現地のフィリピン人にセブで危険な地域を聞いて回った結果になります。

 

セブ島の危険地域は?

セブ島の危険地域は?

セブ島の治安が不安になる方の方が多いですよね?

セブシティ周辺には危険地域があります。

  • コロン地域
  • マンゴーストリート周辺
  • SMモール周辺

現地の人も警戒する、もしくは足を踏み入れない場所です。

詳細を説明していきます。

 

コロン周辺

コロンはセブの現地人にはキャピタル(首都)と呼ばれていて、昔からセブの中心として栄えている場所。

すべてのモノが圧倒的に安いので、常にたくさんの人で賑わっていますが、その分スリなどにも注意が必要です。

旅行客や留学生の間ではコロンが危ないと有名だけど、この地域にはもっと危険な場所があります。

 

マンゴーストリート周辺

マンゴーストリートはナイトクラブや飲み屋、ビキニバーなど夜遊びできるスポットが集まるストリートです。

ストリートチルドレンや売春婦、ドラッグの売人が集まる場所でもあるので注意が必要です。

夜のマンゴーストリートは危険なので、飲み過ぎてガードが緩くならないように注意してください。

 

SMモール周辺

SMモールはお土産の買い物に最適な場所です。SMモール内は安全ですが、その周りはホームレスの集落があるので注意が必要です。

モールで買い物をした後に、ずっとストリートチルドレンがついてくることがあるから注意してください。

この周辺で1番危険なのはCarita墓地。たくさんのホームレスの人たちが墓地の中で生活しています。

Carita墓地の近くでジプニーが信号待ちしていた時、突然ストリートチルドレンが乗り込んできて、隣の人のゴールドのネックレスやピアスを引きちぎっていって盗んでいったのを見たことがあります。

 

セブ島ではどんな犯罪が多いか?

セブ島ではどんな犯罪が多いか?

セブでよくある犯罪手口をまとめました。事前に手口を知っておくことも重要な対策の一つです。

 

スリ

圧倒的に一番多い犯罪です。私の周りでもたくさんの人がスリの被害を経験しています。

路上でのストリートチルドレン、クラブやバーなど混雑する場所での盗難、ジプニー乗車中など至る所にスリの危険性があります。

手口も巧妙化していますが、ポイントとしては何か他のものに注目を集めている隙に犯行におよぶ点です。

相手はプロです。まったく気がつかないうちに貴重品が盗まれてしまいます。

【対策】
・華美な格好をしない
→お金持ちそうな格好をしている観光客はターゲットにされやすいです。・ショルダーバッグは前にかける
→前にかけていても注意を逸らされ盗まれてしまうこともあります。

・貴重品を持ち歩かない
→一番間違いない対処法です。セブでは豪遊しない限り2000ペソ程度あれば十分です。

・セキュリティーベルトを使う
→ショルダーバッグより数倍、盗難のリスクを減らせます。

 

ホールドアップ強盗

スリよりは頻度は低いですが、私の周りでもホールドアップ強盗に襲われた人がいます。

危害が加えられることが考えられるので無駄な抵抗はせず、貴重品を差し出しましょう。命が一番大事です。

【対策】
・危険な地区には立ち入らない。
・夜道を一人で歩かない。
・華美な格好をしない。

 

トランプ詐欺

セブに限らず東南アジアで古くからある詐欺の手口です。

見知らぬ人からフレンドリーに話しかけられる。ある程度話して仲良くなった後、家でのポーカーゲームに誘われる。

絶対勝てるという騙し文句に誘われて、気がつけば大金を失っているという手口です。

文字で読むとこんなのに騙される人がいるのかと思うほどですが、実際は非常に巧妙です。

相手が腕の立つディーラーで技を事前に見せられたり、軍資金としてお金を先に渡されたり。また、警察に通報しようにも、賭博自体が違法なので通報もできないというカラクリ。

【対策】
・そんな上手い話はないと知る。

 

睡眠薬強盗

トランプ詐欺と同じように見知らぬ人から話しかけられます。

とてもフレンドリーで親切に対応された後、一緒に飲食を勧められます。睡眠薬が入っていて気がつくと貴重品が全て盗まれているという手口です。

睡眠薬は苦味を消すために甘いものに混ぜられていること多いです。

【対策】
・知らない人からもらったものを食べない飲まない。・貴重品を持ち歩かない。
→知らない人から飲食物をもらわないのが一番ですが、セブに住んでいるとこのような機会はたくさんあります。すべてに警戒していてももったいないので、私はもともと貴重品を持ち歩かないようにしています。

 

セブ島で被害に遭った体験談

セブ島で被害に遭った体験談

ここでは実際に私の周りで起こった事例を紹介しようと思います。

 

1.スリ

ジプニーに乗っていると、隣の乗客がコインを落としましたよと声をかけてきました。

下を見ると確かにコインが落ちていたので、何の疑いもなく拾い、お礼を言いました。ジプニーから降りた後、バッグの中の財布が無くなっているのに気がつきました。

フィリピン人の先生に聞くと、よくある手口とのこと。コインに気を取られている隙に持ち物を盗まれていたようです。(Y.K 20代男性)

マンゴーストリートを歩いていると10人くらいのストリートチルドレンに囲まれて、「マネー、マネー」とお金を求められました。

断りながらその場を離れましたが、後で気がつくとポケットに入れていたiPhoneが盗まれていました。ポケットにはチャックが付いていましたが、防犯の効果はなかったようです。(K.I 20代男性)

ITパークからJYスクエアへの夜道で、1人のストリートチルドレンが現れました。少年はカップを私の顔の前に出し、5分程度ずっとお金を要求しながら付いてきました。

宿に着くとショルダーバッグの中に入れていた財布が盗まれているのが判明。カップに注目を集めている間にショルダーバッグから財布がスられたようです。(A.M 20代男性)

ITパークからJYスクエアへの夜道を友達と3人で歩いていました。後ろを歩くフィリピン人のカップルがやけに距離を詰めて歩いてくるなと気になっていました。

ふと気がつくとショルダーバッグが開いていて、財布がなくなっていました。その場で財布が無いと騒いでいると、そのカップルが財布を落としたのを見たと言って、50メートル程戻った場所から財布を見つけてくれました。

その場ではお礼を言って別れましたが、よく考えると①バッグのチャックはしっかり閉めていた。②普通落としたのに気づいたらすぐに教えてくれるはず。③そのカップルが一切迷いなく、元から落ちている場所を知っていたかのように財布を見つけた。との理由からあのカップルが犯人だったと確信しました。

あの瞬間に気づかなければ、財布は盗まれていたでしょう。(M.H 30代女性)

 

2.ホールドアップ強盗

AM2時頃にマンゴーストリートを歩いていると、ゲイの人たちに囲まれました。

売春かと思い相手にしていなかったのですが、突然後ろから羽交い締めにされて、iPhoneと財布を盗まれました。ゲイとはいえ、元は男なので抵抗できませんでした。(K.M 20代男性)

 

3.レイプ

ICONという現地の人が集まるナイトクラブにいました。結構酔っ払っていて、意識がハッキリしていなかったのですが、突然セキュリティーガードに腕を引っ張られ女子トイレの個室に連れ込まれました。

中からロックをかけられて、力ずくで襲われかけました。幸い、一緒にいた男性の友人が異変に気づき、全力でトイレのドアをノックし続けてくれたので助かりましたが、1人だったらと思うとゾッとします。

ましてや相手がセキュリティーガードなので、誰を信用していいかわかりません。(H.S 20代女性)

 

ミンダナオ島でのイスラム国テロについて

ミンダナオ島でのイスラム国テロについて

ミンダナオ島はセブ島の南東に位置する島。

フィリピンは大多数をキリスト教徒が占めますが、イスラム教徒も5〜10%住んでいます。そしてその大半がミンダナオ島の南部で生活しています

そのミンダナオ島でもともと活動していた「アブサヤフ」というテロリストグループがイスラム国に呼応し、ミンダナオ島南部マラウィ市の街を占領したのが2017年5月の出来事。多数の市民が人質となり大きな話題となりました。

 

現在テロの危険性は?

結論からいうと、2017年10月16日にアブサヤフのリーダーであるイスニロン・ハピロンが国軍によって射殺され、ドゥテルテ大統領は2017年10月17日にマラウィはテロリストから解放されたと宣言しました

また、ミンダナオ島に出されていた戒厳令の期限は、2018年12月31日までとなっています。外務省海外安全ホームページではミンダナオ島は現在もレベル3の警戒となっています。

 

セブ島へのテロの影響は?

セブ島にずっと住んでいる印象としては、普段と何も変わることがなく、いたって平和です。

2017年の5月6月のイスラム教のラマダーン(断食月)はアヤラモールなどで警戒態勢がひかれていましたが、2018年8月現在は特に問題はありません。テロよりもスリや強盗といった犯罪には注意が必要です。

 

トラブルに巻き込まれた際の緊急連絡先

【セブ領事事務所】
・電話番号:+63-32-231-7321 、+63-32-231-7322
・対応時間:月-金 8:30-12:30, 13:30-17:15(祝日除く)

【警察】
・電話番号:166(セブ市)、+63-344-1200(マンダウエ市)、+63-341-1311(ラプラプ市)
・対応時間:24時間

【消防】
・電話番号:160(セブ市)、+63-344-4747(マンダウエ市)、+63-340-0252(ラプラプ市)
・対応時間:24時間

【救急】
・電話番号:161
・対応時間:24時間

万が一トラブルに巻き込まれた時の為にメモしておいてください。

 

まとめ

以上、セブの危険スポットをまとめました。

今回紹介したスポットは現地の人でも警戒する場所です。◯印が付いている場所はもちろんですが、◯印が付いていない場所でも、もちろんリスクはあります

夜道を1人で歩かない、暗い人通りの少ない道は通らない等、最低限のリスク管理はしっかりと行って下さい。

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